築65年の箇所と築45年の箇所のある御宅の改修工事現調させて頂いております。
古い箇所の屋根瓦は、清水瓦という、かつて静岡県清水で作られていた瓦だそうです。江戸、明治の頃から、清水巴川上流の良質な粘土で瓦が生産されており、全国で3位の生産量、他の地域と比べて細かい土で、風合いも違ったそうですが、現在では作られていないようです。とても貴重な瓦を何かに活かせないものかと思っています。現調させて頂きながら、おうちの中の想い出の箇所箇所のお話を聞かせて頂きますと、残したい場所、部材、等々具体的に知ることが出来、その御宅の歴史、つくった方々の想い、住んできたご家族の想い、を次世代につなげる改修工事としたいと深く思います。